
リップルとステラルーメン選ぶならどっちが良いんだろう?



どちらも国際送金市場を変革する可能性がある仮想通貨です。
過去の価格動向からリップルはより安定的、ステラルーメンはより投機的でハイリスク・ハイリターンの特性を持っています。
この記事では、リップルとステラルーメンが持つ特徴の共通点や違い、過去の価格動向や将来性を徹底的に比較・考察していきます。
リップルとステラルーメンの投資を検討しているあなたの投資判断に役立つ情報をお届けします。





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リップルとステラルーメンとは?比較される理由
リップル(XRP)とステラルーメン(XLM)は、どちらも国際送金市場を変革する可能性がある仮想通貨です。



これらの仮想通貨が比較される理由やその特徴を解説します。
共通の創設者:ジェド・マケーレブの存在





リップルとステラルーメンが比較される最も興味深い理由は、同じ人物が関わっていることです。
ジェド・マケーレブという天才プログラマーは、世界初のビットコイン取引所Mt.Goxを立ち上げた後、2012年にリップルを共同創設しました。
【マケーレブ氏の経歴】
- 2000年に人気P2Pファイル共有サービス「eDonkey」を開発
- ビットコイン取引所「マウントゴックス」を立ち上げ、一時は最大規模に成長
- マウントゴックス売却後、2012年にリップル(当時のOpenCoin)を共同創設
- 2014年に意見の相違からリップルを離れ、ステラルーメンプロジェクトを立ち上げ
しかし2014年、他の創設メンバーとの意見対立から別れ、独自にステラルーメンを立ち上げたのです。
このため、両通貨は共通点が多く、似たような値動きをするケースがよくあるため、比較対象として話題にあがります。
国際送金市場を変革するという共通ビジョン
両プロジェクトは、現在の国際送金システムの問題点(遅い・高額な手数料・複雑)を解決しようとしています。



ただし、アプローチに大きな違いがあります。
リップル(XRP) | ステラルーメン(XLM) | |
---|---|---|
主なターゲット | 銀行・金融機関 | 個人ユーザー・企業 |
サービス名 | RippleNet | Stellar Network |
アプローチ | 金融機関向けの閉じたネットワーク | より開かれたエコシステム |
主要パートナー | 大手銀行・送金業者 | VISA、Circle、IBM |
リップルは大手金融機関との連携を重視する「エリート路線」、ステラルーメンは個人も含めたより広い層へのサービス提供を目指す「大衆路線」と言えるでしょう。
高速・低コスト取引技術の共有基盤
両通貨が注目される最大の理由は、その驚異的な処理速度と低コスト性能です。
仮想通貨 | 処理速度(トランザクション/秒) |
---|---|
リップル(XRP) | 約1,500 |
ステラルーメン(XLM) | 約1,000+ |
イーサリアム(ETH) | 約15〜30 |
ビットコイン(BTC) | 約7 |
リップルやステラルーメンはその他の仮想通貨(BTC・ETHなど)とは違う、独自技術によってこのような処理速度の違を生み出しています。
暗号資産としての位置づけと市場シェア



投資対象としても、両通貨は重要な位置を占めています。
仮想通貨市場時価総額ランキング
順位 | 順位 | 順位 |
---|---|---|
1 | ビットコイン BTC | 248兆475億円 |
2 | イーサリアム ETH | 35兆6959億円 |
3 | テザー USDT | 21兆4217億円 |
4 | XRP XRP | 20兆5736億円 |
5 | バイナンスコイン BNB | 13兆3234億円 |
6 | ソラナ SOL | 9兆7905億円 |
7 | USDコイン USDC | 8兆9025億円 |
8 | ドージコイン DOGE | 3兆7114億円 |
9 | エイダ ADA | 3兆6971億円 |
10 | トロン TRX | 3兆3676億円 |
11 | チェーンリンク LINK | 1兆3998億円 |
12 | トンコインTON | 1兆3534億円 |
13 | ステラ XLM | 1兆2562億円 |
14 | アバランチ AVAX | 1兆2037億円 |
16 | ヘデラハッシュグラフ HBAR | 1兆1541億円 |
17 | Shiba Inu SHIB | 1兆1272億円 |
リップル(XRP)は常に時価総額トップ10に入る主要通貨で、ステラルーメン(XLM)もトップ20内の有力銘柄です。
項目 | リップル(XRP) | ステラ(XLM) |
---|---|---|
創設年 | 2012 | 2014 |
創設者 | Ripple Labs | Jed McCaleb(元Ripple) |
コンセンサス | RippleのUNL方式 | SCP(Stellar独自の合意) |
主な用途 | 銀行・金融機関向け国際送金 | 個人・非銀行層含む金融包摂 |
管理体制 | Ripple社が主導 | Stellar Development Foundation(非営利) |
両者の価格は送金関連のニュースに敏感に反応する傾向があり、実用性に基づいた長期的な価値上昇が期待されています。
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リップルとステラルーメンの5つの違い



ここでは両者の以下の5つの重要な違いについて詳しく解説します。
リップル(XRP)とステラルーメン(XLM)は似たような性質を持ちながらも、特徴的な違いも持っています。
「大手金融機関」vs「個人向け」| ターゲットの違い
リップルとステラルーメンは、同じ国際送金に特化した仮想通貨ですが、狙うターゲットが大きく異なります。
項目 | リップル (XRP) | ステラルーメン(XLM) |
---|---|---|
主なターゲット | 大手金融機関・銀行 | 個人ユーザー・中小企業 |
サービス提供先 | 既存の金融システム内のプレイヤー | 銀行口座を持たない人々を含む広範なユーザー |
重視する価値 | セキュリティと信頼性 | アクセシビリティと包括性 |
主要パートナー | 大手銀行・決済サービス会社 | VISA、Circle、IBM、Tala |
リップルは大手金融機関向けに最適化された設計で、銀行間取引の効率化に注力しています。
一方でステラルーメンは「誰もが使える金融サービス」を重視し、銀行口座を持たない人々も含めた幅広いユーザーへのサービス提供を目指しています。
この方向性の違いにより、それぞれが築くパートナーシップや技術の方向性も大きく異なっています。
「中央集権」vs「分散型」| 技術的違い
リップルとステラルーメンの技術的な違いは、以下のようなネットワーク構造の違いに表れています。
コンセンサスメカニズムの違い
- リップル(XRP): RPCA(Ripple Protocol Consensus Algorithm)
- より中央集権的な構造
- 認定された信頼できるバリデーター(UNL)の合意
- ブロックチェーンの一般的概念とは違う独自構造
- ステラルーメン(XLM): SCP(Stellar Consensus Protocol)
- 分散型の信頼ネットワークを構築
- 各ノードが自分で信頼するノードを選択可能
- より伝統的なブロックチェーンの概念に近い設計
リップルはより管理された環境で高速処理を実現。
ステラルーメンはより分散化された構造を維持しながらも高い処理能力を確保しています。
「営利企業」vs「非営利団体」| 組織運営の違い
リップルとステラルーメンの運営組織の性質に根本的な違いがあります。
組織構造と意思決定プロセス:
項目 | リップル(XRP) | ステラルーメン(XLM) |
---|---|---|
運営主体 | Ripple Labs, Inc.(営利企業) | Stellar Development Foundation(非営利団体) |
意思決定 | 企業の経営判断が主導 | より開かれたコミュニティベースの意思決定 |
優先事項 | ビジネス成長と株主価値 | エコシステム全体の発展と金融包摂 |
意思決定速度 | 比較的速い | よりコンセンサスベース |
運営組織の性質の違いは重要な判断局面で大きな影響を及ぼすため確認しておきましょう。
リップルは株主利益を最優先した意思決定がされることがある。
ステラルーメンはより幅広いコミュニティの利益を優先する傾向がある。



投資家としては、この組織運営の違いも理解しておくことが大切です。
「管理された供給」vs「大規模バーン」| 流通戦略の違い
リップルとステラルーメンの流通戦略には、発行方法や供給量管理に大きな違いがあります。
供給量と配布戦略:
- リップル(XRP):
- 総供給量: 1,000億XRP(事前に全て生成)
- 保有構造: 大部分をRipple社が管理
- 流通戦略: 毎月一定量を放出、余った分は再ロック
- ステラルーメン(XLM):
- 当初供給量: 1,000億XLM
- 現在の供給量: 約500億XLM(2019年に約550億XLMをバーン)
- 特徴: 以前は年1%のインフレーション機能があったが2019年に廃止
配布方法の違い:
- リップル: 企業主導の管理されたリリース
- ステラルーメン: エアドロップなどを含む幅広い配布戦略
一言で言えば、リップルは「企業管理型」、ステラルーメンは「コミュニティ重視型」という違いがあります。
例えば、ステラルーメンは2019年に約550億XLMの大規模なバーンが行われました。
バーンとは?
既に発行された仮想通貨を流通から永久に消滅させ、希少性を高め価格を維持する狙いがあります。
ステラルーメン(XLM)はバーンやエアドロップなど積極的に流通量を調整するような戦略。
リップル(XRP)は企業がコントロールして少しずつ市場に出す慎重な戦略。



コインの供給方法は価格形成に直結するので、投資判断の上でかなり重要なポイントです。
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XRPとXLMの価格動向比較と判断ポイント
リップル(XRP)とステラルーメン(XLM)への投資を検討している方へ。



過去の価格データからわかる重要な特徴と今後の見通しを解説します。
XRPとXLMの過去5年間の価格動向比較





XRPとXLMの5年間の値動きを見ると、明確なパターンと相関性が浮かび上がってきます。
両コインの価格関係:
- XRPはXLMに対して約3倍〜9倍の価格優位性を維持
- 価格比(XRP/XLM)は2021年の3.1倍から2025年には8.9倍まで広がる
- XLMはXRPより大きな価格変動率を示す傾向あり
年別パフォーマンス比較:
年 | XRP | XLM | 市場状況 |
---|---|---|---|
2021年 | +278% | +109% | 全面高騰 |
2022年 | -59% | -73% | 大幅下落 |
2023年 | +82% | +82% | 回復基調 |
2024年 | +239% | +158% | 急騰相場 |
特に注目すべきは、下落局面ではXLMの下落率がより大きく、上昇局面ではXRPの方が継続的に価格を維持する安定性を見せている点です。
これは、XRPが機関投資家からより強い支持を受けている証拠かもしれません。
一方、XLMは爆発的な上昇率を示す時期もあり、投機的な投資対象としての魅力があります。
2021-2025年の価格推移と重要イベントの相関性


両コインの価格変動には、業界の重要イベントとの明確な相関性が見られます。
2021年4月:リップル社のSEC訴訟で肯定的進展
- XRP: +180.4%上昇($0.57→$1.60)
- XLM: +30.6%上昇($0.41→$0.53)
2022年下半期:FTX破綻の影響
- 両コインとも大幅下落
2024年11月:リップル社のSEC訴訟実質勝利と政権交代期待
- XRP: +282.5%急騰($0.51→$1.95)
- XLM: +466.4%爆発的上昇($0.09→$0.52)
これらのデータから、SEC訴訟関連のニュースがXRPの価格に特に強い影響を与えること。
そしてそれがXLMにも連動効果をもたらすことがわかります。
投資判断のポイント


XRPとXLMへの投資判断をする際には、いくつかの重要なポイントを考慮する必要があります。
投資タイプ別の選択ガイド:
投資タイプ | おすすめコイン | 理由 |
---|---|---|
安定志向 | XRP | 価格変動が比較的小さく、下落耐性が高い |
ハイリスク・ハイリターン | XLM | 急上昇時のリターンが大きい可能性 |
分散投資 | 両方 | 相関性高く分散効果は薄い |
相場局面別の注目ポイント:
- 上昇相場: XLMの先行上昇率に注目(XRPより大きい傾向)
- 下落相場: XRPの価格支持力の強さに注目
- 横ばい相場: XRPとXLMの価格比率の変化に注目
重要なのは、XRPのSEC訴訟問題が解決方向に向かうにつれ、価格優位性がさらに拡大する可能性があること。
一方、XLMは価格の割安感から突発的な上昇も期待できます。
短期トレーダーはXLMの大きな変動を狙い、長期投資家はXRPの安定成長を重視するという使い分けも効果的でしょう。
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リップル(XRP)の3つの特徴
ここからそれぞれの通貨の特徴をより詳しく見ていきましょう。



まずは、リップルの3つの重要な特徴について詳しく解説します。
大手銀行や金融機関との強力な提携網





リップルは、世界中の大手金融機関や企業との連携を積極的に進めている点が大きな特徴です!
主な連携先:
- アメリカンエキスプレス
- 三菱UFJファイナンシャルグループ
- 三井住友信託銀行
- SBIホールディングス(SBI Ripple Asiaを共同設立)
- 世界各国の中央銀行
リップルは単なる仮想通貨ではなく、「リップルネット」という送金システム全体を提供しています。
このシステムを導入することで、銀行は国際送金のコストを最大60%削減でき、送金スピードも大幅に向上するんです。



三菱UFJなど日本の金融機関もリップルを使った国際送金の研究に着手しています。
特に2016年にSBIホールディングスと共同で「SBI Ripple Asia」を設立してから、アジア地域での採用が加速しています。
これだけ多くの金融機関と提携している仮想通貨は珍しく、実用性の高さを示す証拠と言えるでしょう。
従来の100倍速い処理能力



リップルの最大の魅力は、そのスピードと低コストです!
処理スピードの比較:
送金手段 | 処理時間 | 手数料 |
---|---|---|
リップル(XRP) | 約3〜4秒 | 約0.0004ドル |
ビットコイン | 約10分以上 | 変動(高額になることも) |
従来の銀行送金(SWIFT) | 3〜5営業日 | 送金額の数%程度 |
このスピードの秘密は、リップルが採用しているコンセンサスアルゴリズム「Proof of Consensus(PoC)」にあります。
ビットコインのような複雑な計算競争(マイニング)が不要で、信頼できる検証者(バリデーター)の80%以上が合意で取引が成立します。



このシステムのおかげで、例えば日本からアメリカへの送金も数秒で完了!
リップル社が主導する戦略的な運営体制


リップルは他の主要な仮想通貨と違い、リップル社(Ripple Labs, Inc.)という企業が中心となって開発・運営している点が特徴的です。
リップル社の主な特徴:
- カリフォルニア州サンフランシスコに本社を置く企業
- 2012年に設立(当時はOpenCoinという名前)
- 発行されている1,000億XRPのうち、約630億XRPを保有
- 保有XRPの大部分はエスクロー(信託保管)契約で毎月一定量だけ放出
中央管理型の仮想通貨というと「分散型」を重視する暗号通貨ファンからは批判もありますが、この特性がリップルの強みにもなっています。
企業が運営しているからこそ、大手金融機関との提携がスムーズに進み、実用的なサービス開発に集中できるんです。
また、リップル社は発行済みのXRPを信託保管し、毎月10億XRPずつ市場に放出することで、価格の安定性と透明性を確保しています。
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リップル(XRP)の将来性
リップル(XRP)の将来性は非常に明るい兆しが見えています。



今後の展望について詳しく見ていきましょう。
SECの長い法廷闘争で大きく前進


リップル社とSECの長い法廷闘争は、現在リップル社に有利な展開を見せています!
これまでの裁判経過:
日付 | 出来事 |
---|---|
2020年12月 | SECがリップル社を提訴(XRPは無登録証券と主張) |
2023年7月 | 地方裁判所が「XRPは有価証券ではない」と部分的判決 |
2024年8月 | 当初要求の約3000億円から大幅減額の約183億円の罰金に |
2025年3月 | リップル社がSECへの追加上訴を撤回、事実上の和解へ |
この裁判の進展がリップルにとって大きな意味を持つのは、XRPが「証券ではない」と認められたことで、取引所での再上場や機関投資家からの信頼回復につながるためです。
また、SECの当初の罰金要求額から90%以上減額されたことも、リップル側の主張が認められた証拠と言えるでしょう。
この裁判勝利により、XRPは「法的に安全な投資対象」として市場での地位を強化することができます。
ビットコイン・イーサに続くETF承認の可能性



ビットコイン、イーサリアムに続き、リップル(XRP)もETF(上場投資信託)承認が期待されています。
ETF承認に向けた動き:
- 2024年:ビットコインとイーサリアムのETFが相次いで承認
- 2024年11月:資産管理会社WisdomTreeがXRP ETF関連法人を登録
- 2025年2月:SECがXRPの現物ETF審査に入ったと報道
- 2025年:時価総額3位のXRPが次の有力候補として市場で注目を集める
ETFが承認されると、機関投資家からの大量資金流入が期待でき、XRPの価格上昇につながる可能性が高いです。
また、一般投資家にとっても証券口座から簡単にXRPに投資できるようになり、普及が加速するでしょう。
ただし、ETF承認には「より分散化された運営体制」や「透明性の強化」などの課題もあります。
それらのハードルをクリアし、ETF承認されれば大きな価格上昇も見込めそうです!
ステーブルコイン”RLUSD”の発行
2024年12月に発表された米ドル連動ステーブルコイン「RLUSD」は、リップル社の新たな戦略の一つです。
ステーブルコインとは?
米ドルなどの法定通貨に価値を連動させた暗号資産で、価格の安定性を保つために設計されています。
RLUSDの特徴は以下の通り:
- 米ドルと1:1で価値が連動し、価格変動リスクを抑える
- リップル社の「リップル・ペイメント」サービスに導入予定
- 企業間の国際決済をさらに効率化
- リアルワールドアセット(RWA)トークン化の第一歩
このステーブルコインにより、XRPエコシステムの利用範囲が大きく広がり、特に価格変動を嫌う企業ユーザーにとっての利便性が高まります。
CBDC(中央銀行デジタル通貨)の開発
リップル社は中央銀行デジタル通貨(CBDC)の開発でも先進的な取り組みを行っています:
中央銀行デジタル通貨(CBDC)とは?
中央銀行が発行するデジタル形式の法定通貨で、現金と同様の価値を持ち、安全で効率的な決済手段として活用されます。
中央銀行デジタル通貨(CBDC)事業
- コロンビア、ブータン、パラオ、ジョージアなど複数の中央銀行と提携
- 各国の法定通貨のデジタル化を技術面からサポート
- XRPLの技術を活用した高速・低コストのCBDCプラットフォームを提供
- 国家レベルでのブロックチェーン技術採用を促進
CBDCの開発は、リップル社の信頼性を国家レベルで高め、XRPの価値にも好影響をもたらす可能性があります。
また、CBDCとXRPが相互に利用できる環境が整えば、XRPの実用性がさらに高まるでしょう。
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ステラルーメンの3つの特徴



続いては、ステラルーメンが持つ3つの特徴について詳しく解説していきます。
「誰でも使える」個人向け国際送金に特化


ステラルーメンは、一般の人でも簡単に国際送金ができるようにする仮想通貨です!
ステラルーメンの送金の特徴:
- 送金時間:わずか約5秒
- 送金手数料:0.00001XLM(ほぼ無料レベル!)
- 主なターゲット:銀行口座を持たない人々を含む個人ユーザー
リップルが銀行や大手企業をターゲットにしているのに対し、ステラルーメンは「金融サービスを誰もが使えるようにしたい」という考え。
特に発展途上国の人々など銀行口座を持たない人たちでも簡単に送金できるシステムを目指しています。
とはいえ、ステラルーメンも企業連携を積極的に進めており、2021年には送金大手の「マネーグラム」と提携したほか、IBMとも協力して国際送金ネットワークの開発。
ステラルーメンの技術は、個人間送金だけでなく、CBDC(中央銀行デジタル通貨)の開発にも応用されています。
「ステラ財団」による透明性の高い運営


ステラルーメンは、「ステラ開発財団(Stellar Development Foundation)」という非営利団体によって管理・運営されています。
ステラ財団の特徴:
項目 | 詳細 |
---|---|
設立 | 2014年、アメリカのサンフランシスコ |
性質 | 非営利団体(NPO) |
目的 | 世界中の人々が使いやすい金融システムの構築 |
透明性 | 財務状況を公開 |
XLM保有量 | 発行枚数の約60%(約300億XLM) |
リップル社が営利企業であるのに対し、ステラ財団は非営利組織として運営されています。



これは大きな違いで、利益追求よりも「誰もが使える金融サービス」という理念を優先している証とも言えます。
財団は保有するXLMを徐々に市場に放出することで、プロジェクトの開発資金を調達。
また、財務状況を公開するなど透明性の高い運営によって、中央集権的な管理体制でありながらも、コミュニティからの信頼を得ています。
たった5秒で取引完了!独自のSCPアルゴリズム
ステラルーメンは「SCP(Stellar Consensus Protocol)」という独自のコンセンサスアルゴリズムを採用しており、これが高速で安全な取引を可能にしています。
SCPの主な特徴:
- マイニング不要で環境に優しい
- 1回の取引確定に約5秒という高速処理
- 信頼できるノードを各自が選んで投票する分散型の合意形成
- リップルのPOCよりも分散化が進んでいる
SCPでは、各参加者が信頼するノードを自分で選び、そのノード間の合意によって取引が承認されます。
このプロセスはリップルよりも民主的な方法とされています。
ブロックチェーンの理念に近い「分散型」の特性を持ちながらも、ビットコインなどと比べて圧倒的に高速な処理を実現しています。



また、マイニングが不要なため、環境負荷も低いというメリットも。
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ステラルーメンの将来性
ステラルーメン(XLM)は国際送金市場で注目される仮想通貨ですが、今後の発展にも大きな期待が寄せられています。
大手企業との連携でネットワーク拡大が期待できる


ステラルーメンは個人間送金だけでなく、企業との積極的な連携によりネットワークを急速に拡大しています
主要企業パートナーシップ:
企業/団体 | 連携内容 |
---|---|
VISA & Circle | 次世代決済システム構築 |
マネーグラム | 国際送金サービス |
IBM | 「IBM Blockchain World Wire」開発 |
Velo Labs | EU27カ国とタイをつなぐ送金システム |
特に注目すべきは2021年のマネーグラムとの提携で、マネーグラムが利用可能な地域180か国以上での、USDCを使用した出金サービスを可能にしました。
また、IBMとの「World Wire」によって国境を超えた資金の移動が、従来の送金システムよりも速く、より安価に行うことができるようになります。
このように大手企業の提携によって、実用性と認知度は着実に高まっており、今後さらなるネットワーク拡大が期待されています。
ステラを基盤にしたステーブルコインの発行の流れ



ステラブロックチェーンは、ステーブルコインの発行に非常に適した基盤として注目されています。
ステラのブロックチェーン上では、すでにUSDCなど複数のステーブルコインが稼働しており、今後さらなる展開が期待されています。
ステラブロックチェーン上の主要ステーブルコイン:
- USDC:時価総額上位のステーブルコイン
- AnchorUSD:米ドルに連動したステーブルコイン
- Anclap:ラテンアメリカの法定通貨に連動したステーブルコイン
特に、リップルのステーブルコイン「RLUSD」の発表を受け、ステラも独自のステーブルコインを発行する可能性が高まっています。
価格変動が少ないステーブルコインは国際送金に最適なため、これが実現すればステラエコシステム全体の価値向上につながるでしょう。
ステラ財団も「誰もが使える金融サービス」の実現に向けて、この方向性を強化していくと見られます。
パスペイメント機能と分散型取引所
ステラルーメン(XLM)のブロックチェーンには、「パスペイメント」と「分散型取引所(DEX)」の2つの機能が組み込まれています。
一つは「パスペイメント」機能で、これは異なる通貨間の送金を最適な経路で自動的に行う仕組みです。
例えば日本円からメキシコペソへ送金したい場合、直接交換が難しくても、XLMを介して最も効率的な経路を自動検出します。
もう一つは内蔵の「分散型取引所(DEX)」機能です。これにより中央管理者なしで様々な通貨ペアの直接取引が可能になります。
これらの機能は特に複雑な国際取引や新興国での送金において、従来のシステムに比べて革命的な効率化をもたらしています。
ステラルーメンユーザーの増加


ステラルーメンの採用が世界中で広がっており、特に銀行口座を持たない人々を含めたユーザー数の増加が将来性を後押ししています。
ユーザー増加の要因:
- 送金時間わずか5秒という高速処理
- ほぼ無料に近い手数料(0.00001XLM)
- 投資信託やETPなどの金融商品に組み込まれ始めている
- 銀行口座なしでも利用できる手軽さ
2021年以降、スイスの21シェアーズ社やアメリカのグレースケール社がステラルーメンを含む投資商品を上場させ、一般投資家にも投資機会が広がっています。
また、発展途上国を中心に、銀行口座を持たずにスマートフォンだけで国際送金ができる利便性は、特に出稼ぎ労働者からの支持が期待できます。
ステラ財団の掲げる「金融インフラの整備」が進むにつれ、今後さらなるユーザー増加が見込まれ、実用性の高い仮想通貨の地位を固めていくでしょう。
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リップル・ステラルーメンが買えるおすすめの仮想通貨取引所



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Q&A
- リップル(XRP)とステラルーメン(XLM)は何が違うの?
-
どちらも両者ともに高速・低コストな送金が可能ですが、ターゲット層と運営方針が異なります。
リップルは企業主導の戦略で、銀行などと連携した高速国際送金が特徴。
一方、ステラルーメンは非営利団体によって運営され、誰でも手軽に国際送金できるよう設計されています。
- XRPとXLMはどちらが投資に向いている?
-
XRPは機関投資家からの支持が厚く、価格の安定性が比較的高いため、長期安定型の投資に向いています。
一方、XLMは価格変動が大きく、急騰する可能性もあることから、短期トレードや高リターンを狙う投資に向いています。
モグ太郎自分の投資スタイルに合わせて選ぶのが良いでしょう。
- リップル(XRP)はどんな実績があるの?
-
XRPはアメリカンエキスプレス、三菱UFJ、SBIなど世界の大手金融機関と提携し、リップルネットという送金ネットワークを展開しています。
さらにSECとの法廷闘争にも勝利的な進展を見せ、将来的にはETF承認の可能性やCBDCの支援など、法的・技術的な信頼性も高まっています。
- ステラルーメン(XLM)の強みは?
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XLMは「誰でも利用できる金融サービスの実現」を目指しており、特に銀行口座を持たない個人ユーザー向けの国際送金に強みがあります。
VISAやマネーグラム、IBMとの提携も進めており、SCPという独自技術で高速・低コスト送金が可能です。
また、ステラのブロックチェーン上では、すでにUSDCなど複数のステーブルコインが稼働しており、今後さらなる展開が期待されています。
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まとめ



リップル(XRP)とステラルーメン(XLM)は、国際送金に革命を起こすポテンシャルを秘めた仮想通貨です。
- 共通の創設者:ジェド・マケーレブにより似た背景と技術基盤を持つ
- 国際送金に特化:XRPは銀行・金融機関向け、XLMは個人・中小企業向け
- 高速・低コスト:XRPは約3秒、XLMは約5秒の高速処理が可能
- 運営の違い:XRPは営利企業、XLMは非営利団体による透明運営
- 供給管理の違い:XRPは企業主導、XLMはバーンや配布による調整
- XRPは安定志向の投資向き、XLMはリターンを狙う投機向き
- 両者ともステーブルコインやCBDCへの応用が進行中
どちらも高速・低コストで、明確なターゲット層と運営方針に違いがあります。
あなたの投資スタイルや価値観に合わせて、XRPとXLMのどちらが合っているか検討してみてくださいね!



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